神戸市にある歴史ある水道筋商店街には、商いと日々の暮らしを見守る少し変わった福の神がいらっしゃいます。
西宮神社諸国公社の一つとして認められている「水道筋恵比寿神社」のえびす様です。
今回は、この商店街の活気を守るユニークな「水道筋 汗かきえびす」の魅力と歴史をご紹介します!

🏈 なぜアメフト姿?「汗かきえびす」の誕生秘話
水道筋恵比寿神社のキャラクター「水道筋 汗かきえびす」は、なんとアメリカンフットボールのユニフォームを着ています。
これは、2003年(平成15年)にアメフトの拠点が西宮から周辺の「王子スタジアム」へ移転したことをきっかけに、商店街とアメフトをつなぐ「王子プロジェクト」の象徴として設立されたためです。
地域活性化のために誕生したこのアメフト選手の姿をしたえびす様は、日本で唯一の存在です。そのため、「商売繁盛」はもちろんのこと、「勝利」や「健康」の願いも叶えてくれるとされています。
2025年にはデザインが刷新され、新たな着ぐるみも製作されて様々なイベントで笑顔を届けています。

🏮 毎月10日は賑やかな「えびすまつり」
商店街では、毎月10日を中心に「えびすまつり」が開催され、多くの参拝客で賑わいます。
えびす音頭やグッズ展開なども行われ、商店街のPRに大きく貢献しています。 特に盛り上がるのが1月10日の「えびす大祭」です。
振る舞い酒や熊手などの縁起物が並び、「商売繁盛、笹もってこい」の威勢の良い掛け声とともに、福を求める人々の熱気に包まれます。

🎍 珍しい風習「さかさ門松」
水道筋恵比寿神社には、「さかさ門松」という一風変わった風習があります。
これは総本山である西宮神社の門前町に古くから伝わるもので、1月10日のえびす大祭の際に、神様が馬に乗って市街を巡回するにあたり「松の葉先が神様に当たらないように」という配慮からはじめられたそうです。
水道筋恵比寿神社でも、歳末から1月10日の大祭まで、この珍しい「さかさ門松」でお迎えをしています。

まとめ
えびす様は、努力を重ねて福を釣り上げる「正直に働く人に福を授ける」神様であり、人の話をよく聞いてあたたかく受け止めてくださる存在だといわれています。
神社は兵庫県神戸市灘区のエルナード水道筋商店街内にあります。
お買い物で近くを訪れた際は、ぜひユニークな「汗かきえびす」に会いに行き、元気と福を分けてもらってみてはいかがでしょうか?

